1849年、カリフォルニアのゴールドラッシュのさなか、イタリア生まれのドミンゴ・ギラデリはアメリカに移り住み、採掘場に一軒の店を開きました。金の採掘で儲けたお金を何か贅沢なことに使いたいと思っている金鉱労働者が多いことに目をつけたギラデリは、チョコレート菓子を仕入れて売り始めました。起業家精神にあふれるギラデリは1852年、サンフランシスコに菓子店をオープンしました。これが現在のギラデリ・チョコレート・カンパニーです。
今日、ギラデリは、アメリカで最も長い歴史を持つチョコレートメーカーです。ギラデリの商品は各地の店舗やオンラインで販売されています。また、チョコレートやアイスクリームの直売店も、米国各地に展開しています。今では有名となったフィリング入りのチョコレート、「スクエア」(1990年代後半発売)や、お出かけ先でもシェアできる「ミニ」チョコレート(2014年発売)など、質の高い商品づくりと革新性を追い求める姿勢がギラデリのおいしさを支え続けています。