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レザーワークの精巧な技術

ワードローブに欠かせない、お客様お気に入りのレザーアイテムを生み出す洗練された職人技についてご紹介します。

完璧に仕立てられたジャケット、ハンドバッグ、靴など、次に買いたいアイテムを探すとき、レザーグッズに惹かれることが多いものです。それはなぜでしょう?美しさもさることながら、レザーグッズの魅力のひとつは、上品、洗練、唯一無二、というイメージを思い起こさせることにあります。これらはすべて、そのクリエイションに注ぎ込まれた職人技の賜物と言えます。

ここでは、お客様の今、そして次のお気に入りアイテムが誕生するまでに行われる作業について詳しくご紹介します。


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起源

動物の皮を使用し、長持ちするようになめし加工を施した、魅力溢れるデザイナーハンドバッグなどのアイテムは、はるか紀元前40万年前から活躍した革職人がいなければ、現在この世に存在していなかったでしょう。その弾力性としなやかさから珍重されたレザーですが、モロッコ最古のレザーワーク工房が2021年に発見され、そこにあった工具は12万年前のものでした。それから長い年月を経て、革新的なファッションブランドが大胆にもレザーワークを進化させ、お客様のワードローブの仲間入りを果たしたのです。

デザインと技法

19世紀以降、フランスではマロキニエールとして知られている職人たちがレザーワークを発展させました。「編む」、「織る」、「重ねる」は、レザーグッズの強度と美しさを高めることを目的とした初期の技法であり、化学的ななめし法と並んで、ソフトでしなやかなレザーを生み出しました。

DFSの店舗に一歩足を踏み入れていただくと、今でもこれらの技法を駆使したクリエイションを目にすることができます。さらには、このような伝統的なスタイルを独自の特徴としているデザイナーもいます。イントレチャート織りやキルティングなど、モノグラムよりも繊細で人目を引く技法は、一定のデザイナーにとってそのDNAの一部となっており、結果として、静かなラグジュアリーを強く主張する高級アクセサリーが誕生しました。

19世紀がレザーの物理的な技巧に終始していたとすれば、20世紀はレザーをその可能性の限界にまで押し上げたと言えるでしょう。職人たちは織物そのものに疑問を投げかけ、蛇革のような仕上げ、染色、型押しを極め、その結果、古代のものと見分けがつかないほどのレザーワークを誕生させ、今日の基礎を築き上げたのです。


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技術とトレンド

レザーワークと最新の技術がこの数十年で融合した結果、精密なレーザーカットによる複雑な細工や、超音波溶接による継ぎ目のないステッチが実現。これらにより、ドラマティックなステートメントアクセサリーやミニマルなワードローブのアイテムとして理想的なものが誕生しました。また、レザーワークの伝統にオマージュを捧げ、豪華なサドルハンドバッグや乗馬用ヘルメット型マイクロバッグを製作するなど、乗馬の世界とのつながりを表現するブランドもあります。

エキゾチックなアニマルのレザーグッズはレザーワークで取引されていますが、持続可能性や動物福祉に関心のある人々は、フェイクレザーにおける職人技が急成長していることに喜ぶことでしょう。人気が高まっている、プラスチックベースの高級な人工レザーもあれば、自然素材を利用したヴィーガン向けの代替品もあり、いずれもスタイルに妥協はありません。

今後の予定

2024年春夏コレクションからもおわかりのように、本物には常に余裕が感じられます。

今シーズンの主役となるメタリックやチェリーレッドのレザーを試してみましょう。デザイナーたちは2000年代のノスタルジーから移行しており、彫刻のような花柄やアップリケをあしらった、トレンド感たっぷりのクラッチバッグや巨大なトートバッグで、遊び心溢れるきわめてフェミニンな上品さを演出しています。新シーズンではモトマミグランジが復活。より先鋭的な着こなしがお好きな方には、チェーンをあしらったより重厚なアクセサリーが最適です。ミニマルな着こなしがお好みの方は、デニムやウールと見分けがつかないようなイリュージョンレザーで巧みに仕立てたバゲットバッグが気になるに違いありませんが、

ワードローブに加えるなら、さまざまなシーンで活躍するクラシックなレザーが決して流行に左右されることなく、おすすめです。トレンドは変化しても、レザーの価値は不変です。

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