ウイスキーのおすすめの産地をご紹介します。
実は「ウイスキー」という言葉は、ゲール語の「uisge beatha(生命の水)」に由来します。しかし今日、この万能なスピリッツは世界中で高い水準で生産されています。DFSでは、発見を楽しむことを大切にしています。そこで今回は、ウイスキーの素晴らしい世界への第一歩を踏み出したいとお考えの方に、おすすめの産地をご紹介します。
さあ、乾杯しましょう。
スコットランド:スペイサイド
スコットランドのウイスキー産業の発祥地であり、国内で最も多くのモルトウイスキー生産者が集まるスペイサイドには、50を超える稼働中の蒸溜所があります。例えば、世界で最も売れている2つのシングルモルト、グレンフィディックとザ・グレンリベットに加え、大手ブランドのザ・マッカラン、ザ・シングルトン、ザ・バルヴェニーなどです。アバディーンとインヴァネスの間に位置する北東部のスペイサイドは、エレガントで飲みやすいウイスキーの産地として有名で、一般的に、スコットランドのシングルモルトの中では最も甘い部類に入ります。シェリー樽で熟成されることが多いスペイサイドウイスキーは、キャラメル、バニラ、仁果類果実、スパイスの香りが特徴で、ウイスキーに興味のある人にとって理想的な入門酒と言えます。
スコットランド:アイラ
愛好者から高い支持を得ているアイラ島産のウイスキーは、その典型的な濃厚さとスモーキーな香りで知られていますが、これは大麦麦芽の乾燥に燃料として薪ではなくピート(泥炭)を使用するという伝統によるものです。しかし、大方の予想とは裏腹に、アイラ島のウイスキーはこの独特な(薬効があるとさえ言う人もいるかもしれません)風味だけではなく、その多くが潮の香りや海藻、果実の香りも持ち合わせています。スコットランドの6つのウイスキー産地の中で2番目に小さいアイラ島には、稼働中の蒸留所は9つしかありませんが、そのほとんどは、アードベッグ、ボウモア、ブナハーブン、ラフロイグ、ブルイックラディ、ラガヴーリンなど、非常に発音しにくいですが、この国で最も有名なブランド群です。
アイルランド
何世紀にも遡るウイスキーづくりの伝統(ここではwhiskyではなく「whiskey」となっていることに注目)を誇るアイルランドは、世界で最も歴史あるウイスキー生産国のひとつです。過去10年間でこの産業は急激な復活の道を歩んでおり、2010年には稼働中の蒸留所はわずか4ヵ所しかありませんでしたが、現在では40ヵ所を超えるまでに成長しています。北アイルランド、アイルランド共和国のどちらで生産されても、アイリッシュウイスキーと呼ばれます。スコットランドの大半のウイスキーよりも蒸留回数が1回多く、一般的に3回蒸留されるため、軽やかな味わいと滑らかな口当たりが特徴です。ジェムソンは、アイリッシュウイスキーとして間違いなく世界的に最も知られたブランドです。他にも、ブッシュミルズ、レッドブレスト、グリーンスポットなどが有名です。
日本
日本のウイスキー産業は豊かで変化に富んでいますが、その源流をたどると、竹鶴政孝という男性にたどり着きます。彼は、グラスゴーの大学で学んだ後、1920年代にスコットランドのウイスキーづくりの伝統を日本に持ち帰りました。帰国後、竹鶴は後に日本の2大ウイスキーメーカーとなる会社の立ち上げに携わり、サントリー初のウイスキー蒸溜所を設立した後、自らの蒸溜会社ニッカを創業しました。今日に至るまで、日本のウイスキーはスコットランドのウイスキーとよく似ていますが、平均してややまろやかな傾向があります。日本のウイスキーで注目したいのは、山崎、響、秩父、白州などです。
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